ネット完結!ネットで審査申し込み→スピード融資でキャッシング
今のキャッシングの審査は、「ネット完結」が完全な主流になっています。消費者金融・銀行カードローンもそうですし、クレジットカードの審査でも大体がそうやっています。ここではそのようなネット完結の審査について書いていきます。
郵送と来店は、完全に不要
ネット完結の反対、つまり「この手続きがあるとネット完結とはいえない」という作業として、「郵送・来店」があるでしょう。まず、この2つの審査作業については、現代のキャッシングの審査ではほぼ完全に不要と考えてください。
提出書類も郵送する必要はない
キャッシングの審査では、運転免許証・パスポート・保険証などの身分証明書に加えて、借入金額によっては収入確認資料などの提出書類が必要になります。(年収証明書については、消費者金融なら50万円以下など、一定の条件下だったら不要ですが)
このような提出書類については、郵送しないでもパソコンでメールで送信したり、スマートフォンやガラケーで写メを送るという方法で、提出できるようになっています。
どちらの方法も使えないという簡単でもFAXの送信によって書類の提出ができるようになっているので、必要書類の提出のために郵送する…ということはまったく必要ないんですね。
(郵送で提出するのであれば、それだけで1日や2日はかかってしまいますから)
ローンカードも郵送で受け取らなくていい
また、こちらからの申し込みの時だけではなく、審査通過した後の「業者・ブランド・銀行の側からの郵送」についても、心配要りません。審査通過後にキャッシング業者や銀行カードローンから送られて来る郵送物というのは、主に「ローンカード」です。
銀行口座で言う「キャッシュカード」とまったく同じですね。ATMを使って借入・返済をする時に、このローンカードが必要になるのです。
昔はこの受取方法が「郵送」か「来店」しかなかったのですが、現代では「自動契約機・ローン契約機で発行する」という方法があるわけですね。
街中で「アコム・SMBCモビット」などの看板の建物を見ることがよくあると思いますが、あの中にそれぞれの消費者金融の自動契約機・無人契約機があります。そこで審査もできますが、カード発行だけするということも可能なのですね。
また、銀行カードローンの場合はキャッシュカード兼用型・一体型というものがあり、今手元にあるキャッシュカードで、そのままカードローンの利用ができるようになるという優れたシステムもあります。つまり、今財布の中にある銀行のキャッシュカードが、審査通過した直後から「銀行カードローンの借入・返済もできるカード」に早変わりするわけですね。銀行のシステム部門で、あなたのキャッシュカードについての設定をいじるわけです。
このように、消費者金融・銀行カードローンの両方とも技術やサービスが進化しているため、ローンカードを郵送で受け取る必要もなくなったのです。
店舗窓口での審査も不要
言うまでもないことですが、店舗窓口での審査も当然不要となっています。もともと、消費者金融というのは街中の貸金業で、下のような呼ばれ方をしていました。
- 団地金融
- サラリーマン金融
- 勤め人信用貸し
このような呼ばれ方をしていた時代には、「対面融資」が当然で、大手の消費者金融でも有人店舗まで出向き、カウンターで審査を受ける…というのが普通のやり方でした。
しかし、1993年にアコムがむじんくんを大ヒットさせて以来、有人店舗での審査はほとんどなくなったんですね。本当は対面審査が理想なのはたしかですが、利用者がみんな無人契約機・自動契約機の方に流れていったからです。
誰だってお金を借りるのは恥ずかしいので、やはり対面融資よりも、ローン申込機の方がありがたいというわけですね。それがさらに進化して、今はネット完結になっているわけです。
最低限の確認電話だけは必要
当然のことですが、いくらネット完結の審査といっても、最低限の確認電話だけはするようになっています。本人の携帯にかける、勤務先への在籍確認の電話をかける、という2通りの確認電話です。ここでは、これらの最低限の電話連絡について解説していきます。
本人の携帯への確認電話の内容
最初に本人の携帯にかける電話連絡の内容ですが、これは受け答えで難しいことは何もない…といっていいでしょう。一部のかなり審査を厳密にする中小の消費者金融であれば、電話口であれこれ根掘り葉掘り聞かれるかも知れません。
しかし、アコム・SMBCモビット・プロミスなどの大手の消費者金融であれば、電話口で何かを審査されるということはほとんどありません。何かしら、審査情報で疑問点があった方については、口頭での質問がいくつかされるかも知れないというくらいで、基本的には「今回の申し込みは、ご本人様からのもので間違いないか」というような、ごくごく基本的な確認がされるだけです。
職場への在籍確認の電話がある
これは知っている人も多いでしょうが、本人の携帯への確認電話だけではなく、会社への在籍確認の電話というものもあります。審査情報に書かれていた勤務先で、本当にその申込者が働いているのかどうかを確認する…というものですね。
この在籍確認という審査方法は、1960年頃からアコムなどがすでに始めていたもので、今でもほぼすべての消費者金融・銀行カードローンが採用しています。クレジットカード会社だとたまに省略されることもあるようですが、銀行カードローン・消費者金融のキャッシングの場合は、ほぼ確実に勤務先への在籍確認の電話をかけられると思ってください。
在籍確認の電話については「これが原因で職場バレするのが怖い」という方も多いでしょう。しかし、勤務先への在籍確認の電話でキャッシングが職場バレしないようにするという点は、銀行カードローンやキャッシング業者の側が、むしろ自社の利益のために徹底して気にする所です。
利益のためだけではなく、貸金業法・銀行法でも「第三者に借金の事実を知らせてはいけない」という条文があり、周囲に借り入れがバレるようなことをするのは、彼らにとっても法律のガイドラインに背いてしまうということで、避けたい事態なのですね。
なので、勤務先への在籍確認の電話によって、勤務先の同僚にお金を借りていることがバレる…ということはほぼないと考えていいでしょう。
万が一職場の同僚にバレそうになったら、いわゆる在籍確認の言い訳として「新しくクレジットカードを発行するので、その審査の在籍確認」と言えばいいでしょう。クレジットカードだったら実際に在籍確認の電話もありますし、キャッシング・カードローンと違って勤務先の同僚の評価を気にすることもないので、安心できます。
「電話審査」はない
ここまで書いてきたのは、「電話連絡」です。これは「電話審査」とは違います。簡単に言うと「すぐ終わる」ということですね。本人の携帯への確認電話については、たとえば下のような感じで終わります。
- この度はありがとうございます
- ご本人様からのお申込みでお間違いないでしょうか
- これから職場への在籍確認の電話をかけさせていただきますが、よろしいでしょうか
このような三点を告げるだけ…ということが多いです。あとは最低限、氏名・生年月日などを確認することもありますが、これも「確かに本人か」という確認だけです。
一方「電話審査」というのはどういうものかというと、大手の消費者金融だったらネット審査の申込みフォームから送信するような情報を、すべて口頭で伝えるというものですね。中小の消費者金融は今でもこのスタイルでやっています。
これだと「電話口で1時間程度かけて喋り続けないといけない」ということで、かなりハードです。時間・労力的にもハードですし、それを誰かに聞かれて借り入れがバレるというリスクも非常に高いです。
このような理由からも、やはりネット完結の申し込み&審査で借りられるアコム・SMBCモビット・アイフルなどの消費者金融方が、中小のキャッシング業者より有利なわけですね。
最短30分で審査完了する
さらに大手の消費者金融・銀行カードローンのネット完結の審査の優れている点として、「最短30分」という圧倒的な短時間で審査の作業が終わる、という点が指摘できます。以下、こうした大手の銀行カードローン・消費者金融のスピード審査について書いていきましょう。
融資まで含めると最短60分
この「最短30分」という時間設定は「審査の作業に直接かかる時間」のことです。つまり「審査だけで30分」ということですね。実際のスピード借入には、審査完了後の説明や振込手続きなども全て含めて、60分はかかるという風になっています。
なので、この点を勘違いして、ギリギリでお金が必要な時に「あと30分あるから大丈夫!」などとは思わないで下さい。その30分以内で資金調達しなければいけないのなら、これはアウトです。最低でも60分は必要です。
(これは別に大手の銀行カードローン・消費者金融のサービスが悪いのではなく、そのようなギリギリの時間で行動する方が問題があるということですね。言うまでもないことですが)
もちろん、最短1時間でスピード借入ができるというだけでも非常に優れたサービスです。何はともあれ、ネット完結の審査ならこのようにスピード借入ができるというメリットもある…というわけですね。
大手の消費者金融は皆この時間
この「最短30分で審査が完了」というスピード審査のシステムは、皆さんがよく知っている大手のキャッシングブランドであれば、みんな共通しています。
- アコム
- SMBCモビット
- アイフル
- プロミス
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
これらの4つの消費者金融ですね。キャッシングの知識がある人だと「ノーローンは?」と思ったかも知れませんが、ノーローンは「最短20分」ということで、これらの大手の消費者金融よりもさらに10分早くなっています。ということで、スピード審査についてはノーローンが最強なのですが、代わりに「ノーローンは審査に通りにくい」という口コミ・評判も多く、確実にその日中にお金を借りたいという方には、あまりおすすめできないかも知れません。
銀行カードローンも一部、同様
消費者金融だけではなく、銀行カードローンの一部もこのような「最短30分」という短時間でスピード審査ができるようになっています。他の部分でも書いていますが、下の4つの銀行カードローンなどですね。
- 静岡銀行カードローン「セレカ」
- 新生銀行カードローン(レイク)
- 三菱UFJ銀行・バンクイック
- 三井住友銀行カードローン
しずぎんカードローンが入っているのが少々意外かも知れませんが、地方銀行でも静岡銀行のように経営がうまく行っている所は、このようなスピード審査ができるようになっているわけですね。
どうしても銀行カードローンでお金を借りたいという方で、できるだけ消費者金融のようにすばやくスピード借入をしたいということであれば、これらの銀行カードローンを選ぶのがいいでしょう。
ネット完結のキャッシング審査・まとめ
以上、ネット完結で利用できる消費者金融・銀行カードローンのキャッシングの審査についてまとめてきました。最後にいくつかの要点を補足していきます。
パソコンでもスマホでも、どちらでも可能
ネット申込みとかネット完結という言葉だけだと「スマートフォンでも利用できるのか?」「フィーチャーフォン(ガラケー)は?」などという疑問を持つ方も見えるでしょう。もちろん、これらのモバイル端末からでも、消費者金融・銀行カードローンのネット審査は利用できます。
iPadなどのタブレットでもOKですし、スマートフォンについては特に消費者金融では専用アプリを用意していて、アプリの画面の指示に従うだけで、簡単に審査の申し込みが完了するようになっています。
自動契約機よりも遥かに簡単
ネット審査の次に簡単な申込方法としては、消費者金融の無人契約機・自動契約機や、銀行カードローンのローン契約機・ACMなどを利用する方法が上げられます。しかし、これらの方法と比較しても、明らかにネット完結の審査の方が簡単で申し込みやすいと言っていいでしょう。
自動契約機・無人契約機・ローン契約機などでの審査の場合、悪天候で出かけるのが大変、体調が悪い時は厳しい、田舎・郊外だと近くにローン契約機がないなどの欠点があります。
また、めったにないことですが、「ギリギリの時間で無人契約機に行って、先客がいた」という場合など、スピード借入が間に合わなくなってしまうということも考えられます。
こうした様々なトラブルを考慮すると、やはり自宅にいてどんなコンディションでも確実に申し込みができるネット審査の方が断然いいと言えるでしょう。